特殊印刷

特殊処理印刷

特殊処理

印刷物には、文字や絵柄を刷るだけでなく、さまざまな特殊処理を施すことができます。以下では、その一部を紹介します。

コーティングによる特殊処理

印刷物の表面に樹脂をコーティングすることで、耐久性や防水性を付加することができます。また、抗菌コーティングなど特定の機能を実現することも可能です。

例えば、レストランのメニューに必要な耐久性や防水といった機能はコーティング加工を施すことで実現できます。また、飲食店を運営する上で、食中毒の予防対策は避けて通ることができません。食中毒の原因となる細菌、ウィルスなどが付着しない様、メニューに抗菌コートを施すなど感染対策を実施することができます。

また、コーティング加工では、単純に全面をコーティングする以外に一部分だけをコーティングするスポット加工も選択することができます。

クリア(光沢)ニス、マットニス

一般的なニス加工の種類。印刷機で同時に作業する場合が多く、ニス加工有り無しにより納期は変わりません。

プレスコート

キャレンダーローラー(金属ローラー)を使って熱と圧をかけ、鏡面光沢と平滑性を施す処理のため、一般的なクリアニスより光沢が強い傾向です。

抗菌

感染リスクを低減する対策。菌の繁殖を抑えるコーティング加工です。不特定多数の人が普段手にすることが多い印刷物での利用が増えています。

※コーティングには、大きく分けて熱で乾燥させる水溶性の塗料を使う加工と紫外線で硬化させるUVニスを使う加工の2種類があります。

抜き加工、折加工、ミシン加工による特殊処理

印刷物に穴を開けたり、折り目をつけたりすることで、興味を引くデザインを実現できます。特に店頭販売時のディスプレイやパッケージに活用されます。

インターネットでの情報収集が主になりつつありますが、印刷物には、バーチャルとは異なる価値があり、抜き加工を加えることで、さらに興味を持ってもらえるような印象を与えることができます。その他にも、名刺やパンフレットに穴を開けることで、オリジナリティのある印刷物に仕上げることができます。
一般的に良く使われるトムソン型は、金属の刃を必要な形状に曲げてベニヤ板に埋め込み作成します。抜きの作業では、印刷した紙をセットし、圧力を掛けて、必要な形状に抜く以外にも折り目やミシン目などを施し、後加工で組立易くなるように工夫します。

抜き加工による特殊処理

箔押しによる特殊処理

金や銀などの箔を紙に転写することで、高級感のある仕上がりを実現できます。贈答品や化粧品のパッケージなどでよく見られます。
その他にも、卒業アルバムや上製本のタイトル部分にも好んで用いられています。
特色のメタルカラーを印刷する方法と違い、箔を使うため本物の金属に匹敵する輝きを出すことができます。高級な化粧品などでロゴを箔押ししたパッケージを見かけることがあります。
箔の種類には、金や銀などの輝きのあるメタリック系の他、つや消し金箔、発色の良い顔料箔、白箔、透明箔、ホログラム箔などがあります。

エンボス加工による特殊処理

凹凸を付けて文字や模様を立体的に浮き上がらせる方法で、高級感を演出するのに適しています。

凹凸が対になった型の間に紙を挟んで圧力をかけることによって、文字や模様を立体的に浮き上がらせる方法です。

バーコによる特殊処理

熱によって膨らむ樹脂パウダーを使って、図や文字に立体感を与える方法です。

バーコによる特殊処理

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