特殊印刷

特殊印刷でこんな表現ができる!

特殊処理

印刷物における特殊処理は、単なる文字や絵柄の印刷にとどまらず、さまざまな魅力的な仕上がりを可能にします。この記事では、印刷における「特殊処理」のさまざまな方法と、その効果的な活用法についてご紹介します。

特殊印刷で実現できる新たな価値

印刷に施す特殊処理は、視覚的なインパクトを高め、触感や耐久性を向上させるための重要な技術です。例えば、コーティングや抜き加工などの特殊処理は、印刷物の質感を変え、ターゲットに与える印象を一層深めることができます。以下では、特に注目される印刷の特殊処理方法について説明します。

印刷物の表面に樹脂をコーティングすることで、耐久性や防水性を付加することが可能です。抗菌コーティングなど、特定の機能を追加することもできます。例えば、レストランのメニューや食品パッケージに耐久性を求める場合、コーティング加工が効果的です。抗菌コーティングを施すことで、食中毒のリスクを軽減することができ、飲食業界では重要な役割を果たします。
また、コーティングには全面を均等に施す方法だけでなく、一部分だけにコーティングを施すスポット加工もあります。この技術を活用すると、特定の部分に注目を集め、デザイン性を高めることができます。

クリアニスとマットニスによる仕上げ

クリア(光沢)ニスやマットニスは、一般的なニス加工で、光沢感や質感を印刷物に加えることができます。ニス加工を施すことで、印刷物に高級感を与え、視覚的なアクセントを生み出します。

プレスコート

キャレンダーローラー(金属ローラー)を使って熱と圧をかけ、鏡面光沢と平滑性を施す処理のため、一般的なクリアニスより光沢が強い傾向です。

抗菌

感染リスクを低減する対策。菌の繁殖を抑えるコーティング加工です。不特定多数の人が普段手にすることが多い印刷物での利用が増えています。

※コーティングには、大きく分けて熱で乾燥させる水溶性の塗料を使う加工と紫外線で硬化させるUVニスを使う加工の2種類があります。

抜き加工と折り加工によるユニークな印刷物の作成

抜き加工や折り加工は、印刷物に独自の形状を与える特殊処理技術です。特にパッケージやディスプレイに活用されることが多く、視覚的なインパクトを与えるために効果的です。印刷物に穴を開けることで、オリジナル性を高め、他の製品との差別化を図ることができます。
さらに、折り目やミシン目を加えることで、組み立てやすさや持ちやすさを考慮したデザインが可能になります。

抜き加工による特殊処理

箔押し加工で高級感を演出

金や銀などの箔を印刷物に転写する箔押し加工は、印刷物に豪華さと高級感をもたらします。特に、贈答品や化粧品のパッケージに多く使用され、視覚的な魅力を高めます。箔押しによる特殊処理では、金属的な輝きを出し、印刷物に立体感を与えることができます。
箔の種類としては、金や銀のメタリック系のほか、つや消し金箔、ホログラム箔などがあり、デザインの目的や用途に応じて使い分けることができます。

エンボス加工による立体感の付与

エンボス加工は、印刷物に凹凸を付けて文字や模様を立体的に浮き上がらせる技術です。高級感を演出するのに最適な方法で、特にパッケージや名刺、招待状などに使われます。これにより、視覚的な美しさだけでなく、触覚的な魅力も加わり、印刷物に特別感を与えることができます。

バーコ加工で立体感を強調

バーコ加工は、熱によって膨らむ樹脂パウダーを使用して図形や文字に立体感を加える特殊処理です。印刷物に立体的な効果を加えることができ、特にデザイン性の高い印刷物に使用されます。

このように、「印刷の特殊処理」は単なる装飾にとどまらず、機能性やデザイン性を高めるための重要な手法です。印刷物の価値を一層引き立てるために、さまざまな特殊処理技術を駆使して、印刷物に独自の魅力を加えていきましょう。

バーコによる特殊処理

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