マニュアルの種類

マニュアルの種類

世の中にはさまざまな形式のマニュアルが存在しますが、大きく分けると「製品マニュアル」と「業務マニュアル」の2種類に分類されます。ここでは、それぞれの違いや制作時のポイントについて解説します。

用途
製品マニュアル製品に付属し、その使用方法を説明したもの・ユーザーズマニュアル
・リファレンスマニュアル
・クイックガイド
・設置マニュアル
 etc.
業務マニュアル業務を可視化し、その手順を標準化したもの・伝票処理マニュアル
・接客マニュアル
・危機管理マニュアル
・監査マニュアル
 etc.

製品マニュアルと業務マニュアルの違い

製品マニュアルと業務マニュアルのイメージ

製品マニュアルは、製品の使用方法をサポートし、顧客満足度を向上させることを目的としています。一方、業務マニュアルは、業務の可視化や品質向上、無駄の削減、人材育成を目的としています。これらのマニュアルは、読み手が異なるため、内容やスタイルにも違いがあります。

目的内容
製品マニュアル・製品を使用するためのサポート
・顧客満足度の向上
・リピート購買の促進 etc.
・特長
・手順
・法規
・注意喚起
・サポート情報 etc.
業務マニュアル・業務の見える化
・業務品質の向上
・無駄の排除
・人材育成 etc.
・手順
・権限/承認フロー
・実施時期
・申請書類 etc.

マニュアル制作のポイント

製品マニュアルと業務マニュアルは目的も読み手も異なりますが、制作において共通する重要なポイントがあります。

体系的な目次と検索性の向上

読み手の視点に合わせて体系的な目次を作成し、索引を活用して検索しやすくしましょう。

簡潔でわかりやすい文章

平易な言葉を使用し、簡潔にまとめることが重要です。専門用語の使用は適度に抑え、読み手が混乱しないようにしましょう。

専門用語の適切な扱い

専門用語を使用する際は、読み手が理解しやすいように適宜解説を加えましょう。専門知識のない人でも理解できるように配慮が必要です。

明確な本文構成

章タイトル、リード文、見出し、手順説明、注意文、補足説明など、本文の構成を明確にし、情報の関係性を整理しましょう。

視覚的要素の活用

図表やイラストを適切に使用し、説明を視覚的に補強することで、理解度を向上させましょう。

製品マニュアルと業務マニュアルは、異なる目的と読み手を持ちますが、共通して体系的な構成とわかりやすい表現が重要です。しっかりとした制作プロセスに基づいて、効果的なマニュアルを作成しましょう。

質の高い制作会社をお探しの際は、モダンにご相談ください。

モダンは創業より40年以上にわたって、取扱説明書の制作や印刷などのサービスをお客様に提供してまいりました。製品マニュアルや業務マニュアルの制作については、どうぞご遠慮なくモダンまでお声がけください。 

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